新年早々のイギリス
2017年も明けました。
新しい年、どんな風に一年を過ごすのかな、、、などと余韻に浸る余裕は全くなく、本年1本目のイギリス出張を敢行してきました。
毎日毎日あちらこちらに営業に行き、マーケティングを仕込み、定めた目標達成の為、着々とnail downしていきます。狙った通りに事が運ぶ事の楽しさといったら…
今回の旅では昨年から仕掛けていた大きなターゲットを落とせたり、関係が築けていなかったパートナーとの関係強化が図れたり、かなり有意義な、そしてその分とてもハードな出張でした。
今年もめまぐるしく忙しくなりそう。
それでもほんの少し、昨年よりも余裕を持って前進する一年にしたいと思います
旅の始まり、ポーツマスはほぼ割愛。
フランス人同僚と晩御飯。シーフード屋さんで、チキンとステーキを頼む2人。
染み渡る冬のロンドンの夕暮れ。
真っ赤な飛行機雲が全身にビリビリきたのでした。
そして、代理店との打ち合わせはWatford Junctionにあるかなり「イギリス」テイストなホテルラウンジで。
The Grove、いつか泊まってみたい。昨年はLeicester Cityのバーディ選手も泊まりに来たとか…なんと!
ああ〜〜これが仕事でなければどんなに素敵なことか、、、なハードな交渉前の打ち合わせのお茶たち。戦略、最終確認。
最後はハロッズで頂いた中華料理。どれもこれも美味。
今年も頑張ろう。
2016米国大統領選に思う
世界中を沸かせた、アメリカ大統領選挙。
これまでのオバマ政権に対する反発、国民の反応もあるだろうが、根底にある優秀な女性の大統領をNOとするアメリカ人の本音が垣間見えた結果となったと思う。
いろんな意見はあると思うが、あれだけ人種と性別に対する差別を公言していても、この人を新しい大統領に選んでしまう今のアメリカに、残念な気持ちでいっぱいだ。こんなに落胆したのはいつぶりだろう。振り返るのが難しいくらい自分の中で落としどころが見出せない。
橋下徹氏の大阪都構想を賭けた選挙、イギリスのEU離脱Brexit選挙、アメリカ大統領選挙と、新しい時代に待ったをかける、各国のギリギリ過半数の人たちによって、現実維持または時代逆戻りと保身の世界に動いて行く傾向。民意を問う、というけれど、民意って何なんだろう。
アメリカで育った者として、土地の雄大さだけではなく、人の器も大きかった、あのアメリカがいなくなってしまったようで寂しい。
しかし、きっとこれらの動きは次世代が次に大きな一歩を踏み出す前触れだと信じたい。
これが時代逆行の最後の足掻きなのだと信じる。
せめて自分は今日も前に進む。それしかない。
いざ、イギリスへ
地域活性化への思いを込めて、日本酒を応援している。
往々にしてアジアに行きがちな日本人だけど、やはり世界に向けて情報やトレンドの発信力は欧米に勝るところはない。その中でもイギリスロンドンの強さ。歴史と最先端の絶妙なバランスを保ち、今も世界の中心にいる。
そのイギリスやロンドンで日本酒を飲んでもらうために、イギリスを訪れた。
ローカルのシェフが腕をふるう和食店に行った。そんじょそこらの日本人の和食店より美味しい。サービスも行き届いている。
でも日本酒がおしい!しかし、それは日本酒がイギリスに入っていないから?ひいては、もしや、美味しい日本酒がないから?
そんな中にあって、流行に左右されず昔ながらの酒造りを続けている私たちの日本酒は、どのお料理にも合う、お食事中飲み続けられるお酒なんだと、改めて実感。実に美味しい。
今回は単なる下見。
これからどんな旅になるのやら、九州の日本酒が世界に羽ばたくのを自分も実に楽しみにしている
銀行口座開設
起業なんて簡単だ、といいますが、銀行口座開設だの、事務所開設だの、定款作るだの、私は一つ一つ全て頭をひねりながら、ドキドキしながらやっています。
ビジネスモデルを作ったり、アイデアは日常的に浮かび、それを実現する勇気はわりと自然とわいてくるのに、こうした決まりの中の一般常識的な、未体験のことはどれもこれもドキドキです。苦手意識が先に立ち、助けて〜と吐きそうになったりしながら。
幾つになっても知らないことをするドキドキは大事なのかもしれない。自分にも出来ないことがあるんだな、と気付きます。
昨日は、イギリスから大切な大切なお客様がいらっしゃって、一緒に地域を巡りました。
中身も外見も人として尊敬する方で、こうしてお仕事を一緒にさせて頂けることになりこの上ない喜びか自分の湧き上がっています。そういう人に出会うのは2人目かもしれない。
この地を世界に発信するための突破口の一つを一緒に仕掛けさせて頂けるような…そんなことよりも、何かもっと大きな世界に歩き始めていくような、何か目に見えない大きなうねりとエネルギーを感じています。ご縁とは本当に不思議だけれど、私は恵まれています。
本当に新たな始まり。未来が生まれる。
14回忌
今日は弟の14回忌。
20歳で亡くなってからもうこんなに時間が経つ。生きていたら34歳、まだ若いなあ。
私の人生は、弟の影響も少なくない。
同じように病気をして、同じような副作用で苦しんで、決して健康に生きてきたわけではない。苦しくてどうして自分だけがこんな思いをしなければいけないのか、そんな人生の不公平感に苛まれた若かりし頃。横目、斜め目で弟を見たり気にしたりしてきた。
それがある日突然、弟がいなくなった。
死因は不明だし、本当に突然で。毎日意識せずにそこにいたはずの存在が突然消えてなくなると、14年経った今でも消えて無くなった事がよくわからない。ただ、いまここにいないだけ、そんな感覚になる。
そこからさらに、人生を意識するようになった。
同じように苦しんできた2人。弟がいなくなって、私が生かされている。その意味は?その違いは?何なのか。
後悔は残った人にだけ、生きている人にだけ存在する。だから、生き切る。特に気負いがあるわけではない。
ただ、生き切りたい。中途半端ではいたくない。そんな風に思うようになった。
そうしたら、人生は好転し始めた。これを達成したいと思った事は達成できる。苦しみの数だけ、這い上がってきた数だけ、その数にたけ自信が出来てきた。
弟がいた事に感謝しつつ、これからまた一年、がんばろう!と思う。
人生は前進あるのみ。
姫島盆踊り
今日明日は、大分県にある姫島村の盆踊り大会で、今日は一泊で盆踊り鑑賞の旅に出ます。島にあるいくつかの地区ごとに踊りがあり、それぞれの盆踊り会場を順番にうねります。毎年8月14日15日が大会日で、この2日間での訪問者は島民の倍に上るとか。数年前に、国選択無形民俗文化財に指定されています。
伝統の踊りに、キツネ踊りというのがあって、子どもたちがキツネに扮して踊ります。あまりにもかわいくて、失神しそうになりました。
世はSMAP解散で大騒ぎ。そんなことはなんのその…子どもたちも大人たちも力の限り踊ります。
地元の力、地域を継承するエネルギーとは、すごいんだなあ、と羨ましくも圧倒され、日本の各地域でこういう盆踊りという地域のコミュニケーションがずっとずっと続く事を願うばかりです。
こうして踊る日本人は輝いて美しいです
改めて地域活性化って大事、と思ったひとときでした
撮影部隊
秋の新しいサービス立ち上げの準備に向けて、東京からカメラマンに来てもらい、地域全体の至る所を撮影してまわりました。
とにかく時間との戦いで、限られた時間の中で多くの場所を撮影。結果は、なんと撮影総数1500枚にものぼりました!
ヘトヘトだけど、充実。本当にサービスの立ち上げ過程が1番楽しい!!やる気に火がついて最高の時間になりました。
今日は山の日。
ちなんで、山の上の方からの景色をパシャリ。
こうした何気ない日々のシーンは、どこも写真のように美しく、こういう土地に巡り合えている幸せを、怒涛のハードなスケジュールの中でも感じながら、きっとここまでこんなに楽しかったのは私だけかもしれないけど、自分のやりたい事を仕事に出来るって素晴らしい。
少しずつこの熱狂に巻き込まれて、この土地の素晴らしさに触れに来る人が増える事を願って、今日も楽しく生きる。
海外に目移りもするけど、そういう人が多かったり、海外に住んだり仕事している人がすごいかのように見えるかもしれないけれど、日本の原風景に寄り添えるこの価値の高さを、からだ全体で感じながら生きられる、そんな楽しさを多くの人に知ってもらえたらいいなあと思う